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遮熱塗装 ― Q&A
色によって遮熱効果が違いますか?
色が濃くなればなるほど(明度が低くなるほど)表面温度は高くなります。この傾向は一般塗料も同様です。一般塗料と遮熱塗料の表面温度差は、同一色を塗装した場合、淡色~濃色になるほど大きくなります。つまり、日射反射率の差は、濃色の方が大きく、淡色の方が小さいということです。
遮熱塗料と一般塗料の耐久性の違いはありますか?
耐久性は、7~10年です。ポリウレタン樹脂塗料、アクリルシリコン系樹脂塗料、ふっ素系樹脂塗料それぞれの耐候性、耐久性に違いはありません。
冬の室温への影響は?
冬場は夏に比べて日射量は極めて少なくなりますので、塗装面が反射する熱エネルギーは微々たるものです。従って、室温への影響はほぼないといえるでしょう。
一般塗料との価格の差は?
塗装の塗り替え(メンテナンス)時に遮熱塗装すれば、一般塗装の20%アップで遮熱塗装の工事ができます。
塗装色は沢山ありますか?
13色あります。色により日射反射率が違いますので、最適な色を提案します。
電気使用量はどれほど削減できますか?
建物構造により異なりますが、10%~40%位です。事前に効果シミュレーションを提出します。
通常の塗装に比べ塗装部分の劣化になりませんか?
一般塗料にくらべ下地の保護になり劣化を防止します。
汚れによる効果への影響はありますか?
汚れによる効果への影響はあります。汚れることにより若干反射率が低下します。
ただし、サラミックがナノサイズで非常に細かいので、塗装面に凹凸が少なく、汚れにくいのもアドグリーンコートの特徴の一つです。